裏切りのラブホテル

 

信頼していた人に裏切られるのって、辛いですよね。

たぶん。

私は、信頼していた人間に裏切られたことがないので、よくわかりませんが。

しかし、信頼していたラブホテルに裏切られたことがあります。

 

 

石を投げれば、ラブホテルに当たると言われている山手線「鶯谷駅」

一方はお墓。

一方は、ラブホテル街。

生と死がいりまじる、趣のある場所です。

 

 

数年前のこと。

 

前の職場の同僚と、サシ飲みをして、そのままラブホテルに行きました。

ずっと狙っていた子だったので、嬉しさもひとしおです。

実は、その前の日にも、その時働いていた職場の女性とワンナイトラブを決め込んでいました。

二日連続でワンナイトラブ。

「いよいよ僕もモテる男に一歩近づいたな」

と嬉しくなったのを覚えています。

 

 

数十、数百?

とにかくラブホテルだらけの鶯谷ですが、私が使うホテルは一つだけでした。

設備や清潔感はまあまあで、値段もお手頃。

このホテルは、自宅近くにあるコンビニのごとく、私の社会的資源の一つになっていました。

 

 

その子と燃えるようにまぐわった次の日の朝、事件が起きました。

窓口にキーを差し出し、さて職場に向かおうかという時

「500円になります」

 

 

WHY?

 

もはや顔見知りとなっていたラブホの窓口のおじさんからの意外な一言。

何の値段か聞くと、部屋においてあったサワーを飲んだとのこと。

実際は、飲んでませんでした。

 

基本的に、ラブホの冷蔵庫なんて開けません。

だって、ラブホテルへ誘導する文句が「コンビニで飲み物でも買って、どっかでゆっくり飲もうよ」なのですから。

手元に飲み物はあるのです。

 

時刻は、午前8時前。

出勤時間までそんなに時間があるわけではありません。

「いや、飲んでないんですよ」

「そんなわけはありません。冷蔵庫が満タンの状態でないと貸せない決まりなので」

「じゃあ、部屋を見てください」

 

しばらくして、アルバイトらしき若いお兄さんが戻ってきました。

「一ヶ所空いてました」

つまり、サワーを取り出したということを言っているのです。

 

私は、目に涙を浮かべました。

もう少し、やりあっても良かったのですが、もはや出勤時間が迫っています。

なにより、こんなアホなやりとりで、彼女を遅刻させるわけには行きません。

私は、無言でステイ代と500円を差し出しました。

 

いつもは、ワンナイトラブの後、ホテルを出ると、オレンジ色で済んだ空気が私を迎えてくれていました。

『今回も上手くやったな』と。

しかし、この日は、どちらかと言うと群青色。

 

「仕方ないよ」

色白なその子はにっこり笑いました。

「でも、こんなこと初めてだよ。信頼してたのにな」

「ふーん」

彼女の冷たい反応の訳に気がついたのは、その日の昼休みでした。

 

 

現在、当サイトに来ていただいた方に、特別プレゼントをさせていただいております。

私きよぺーがこれまで積み重ねてきた「モテるスキル」を抽出した、モテるための「完全マニュアル」を作成いたしました。

是非、この機会に手に入れてください。

詳細は、こちらから

※ きよぺーが自分で書いた漫画で解説しています。
  下手でも笑わないでください。

 

<「モテる男になる方法 完全マニュアル」プレゼント!>

 

 

このページの先頭へ